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会長挨拶

第32回日本光線力学学会学術講演会
会長 岡本 芳晴
(鳥取大学農学部共同獣医学科 獣医外科学 教授)

 この度、第32回日本光線力学学会を鳥取県米子市で11月25日、26日に開催させていただきます。今回は、第18回日本脳神経外科光線力学学会(山本哲哉会長)との合同で行います。2004年の第14回大会以来の2回目の鳥取での開催となります。伝統ある本大会を開催させていただきますことを大変光栄に思っております。

 コロナ禍で多くの学会がオンライン開催となりましたが、今回は対面での開催を計画しています。特別講演としまして、癌研東病院の土井俊彦先生にお願いしました。その他、シンポジウム、教育講演を企画しております。昨年、一昨年と日本レーザー医学会総会を併せた3学会合同でしたが、今回は2学会の合同で開催いたします。そのため、PDTに特化した講演が期待できると考えています。教育講演では、PDTの工学的な基礎的研究からPDTの未来に向けての話題までを企画しております。また、オンラインでは得られない会場での研究者間の交流により、さらなるPDTの発展が期待できるものと確信しています。

 山陰での開催は約20年ぶりとなります。米子市は近隣に出雲大社、鬼太郎ロード、大山などの観光地があります。また時期的に松葉カニのシーズンでもあります。食に観光に事欠かないところです。新型コロナがまだ完全に落ち着いているとは言えない中での開催になりますが、感染対策に十分注意して開催しますので、ぜひ、秋の米子でPDTの未来について語り合えればと思います。ご参加のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

第18回日本脳神経外科光線力学学会
会長 山本 哲哉
(横浜市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学 教授)

 第18回日本脳神経外科光線力学学会を、米子コンベンションセンターにおいて、第32回日本光線力学学会(鳥取大学農学部共同獣医学科獣医外科学 岡本芳晴 先生)と合同で開催させていただきます。両学会の会員の皆様をはじめ、運営にご協力いただいている方々に厚く御礼申し上げます。

 本学会は、5ALA(アミノレブリン酸)をつかった脳腫瘍の術中蛍光診断やレザフィリンをつかった脳腫瘍治療、ICGによる術中蛍光血管撮影に代表される脳神経外科領域の光線力学診断および治療において、基礎的研究、診断および治療への応用を促進し、さらに適正な臨床使用を推進することで、公共の福祉に貢献することを目的としています。今回の開催では、脳神経外科領域における光線力学治療の現状と適応拡大に加え、近年広がりを見せる4K内視鏡や外視鏡への適用、脳腫瘍の分子背景と本領域との関連についても取り上げてまいります。また、日本光線力学学会との併催による利点を生かし、光工学や創薬、様々な領域での臨床応用と組織内光線力学療法の現状といった話題に関しても、会員の先生方によい情報収集の機会となるよう構成してまいります。

 山陰の素晴らしい自然と海山の幸に恵まれた米子での現地開催をめざして鋭意準備を進めております。多くの方にお会いし、実りある時間を過ごせることを楽しみにお待ちしております。

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